February 04, 2006[感想]
夫婦犯罪トム・プロジェクト プロデュース「夫婦犯罪(めおとはんざい)」 数年前、ある地方で棟方志功の贋作版画が出回る事件があった。犯人はある一組の夫婦だった。夫の遠山保(春風亭昇太)が版画を彫り、妻の房子(片桐はいり)が販売を担当していた。二人は警察の目を掻い潜り、日本全国を転々とした。現在二人は東京に潜伏していた。その古びた一軒家に一人住む花村遼子(辺見えみり)は保の腹違いの妹だった。(保の父は大物政治家で、保は次男)二年前に母が亡くなり一人暮らしを続けていた遼子は、義理の兄夫婦を歓迎した。遼子はもちろん兄夫婦の素性は知らない。最後に会ったのは十数年前、保は美大を卒業し、新進の版画家として注目されていた。当時中学生だった遼子にとって憧れの兄であったが、今は見る影もないほど落ちぶれていた。そんな保を気遣う遼子は、時折保に横暴な口をきく房子に嫌悪感を覚える。一方、房子も着付け教室の先生にしては、優雅に暮らす遼子に不審を抱いていた。遼子は、保を駄目にしているのは房子だと思い始める。房子の方は遼子が鼻持ちならない存在になってくる。そんな二人の女の確執を知りつつ、何もしない保。一見平和に暮らす三人だが……。男女三人が織りなす可笑しくも悲しい愛憎喜劇がはじまる……。 辺見えみりが宣伝してたので魅かれて見る。 小心なのに大胆だったり、嫉み深かったりという"痛い"女なのに、夫には従順という片桐はいり。自分の夫が何も持たないのに、妾腹の妹が一軒家なのが気に食わない。 感情の機微がしっかりと客席に伝わってくる。 posted by sato at : 05:39 AM トラックバック
このエントリーのトラックバックURL: |