手の中の林檎を観る(新宿 Tops)
新宿Topsは あまり広くない劇場でした。
座席指定はなく、前2列などは椅子がなく座布団の上に座ることになるが、舞台にかなり近くなる。舞台の上には ビールの空缶とダンボールの山々、と こたつ。
暗転。。。
音楽が流れる。
こたつで寝ていた 高橋さんが起き上がり伸びをする、飲みすぎたあとの朝。あ〜 こんな感じ〜あるあるって 雰囲気がよく伝わってくる。学生だった頃の、お金はないけど時間はあるって特有の空間を思い出してなんだか、少し幸せな気分。
昨晩飲んだ理由、誰がいたのか、誰の部屋で一夜を明かしたのか、次々と登場する出演者が勝手な思い込みを話すが、誰1人として本当のことを覚えていない。
誰かが登場するたびに お前の部屋だろ? 俺 昨晩のこと覚えてなくてさっ、なにか失礼なことなかったですか? と問いかけると、やっぱり その人の部屋ではなく、じゃあ 誰の部屋なんだよ!なんで誰も覚えてないんだよ! と また不安になる。
松村雄基さんは バスローブ姿で登場。「静岡」と呼ばれる。シャワーを浴びた後らしい。気持ちよかったぜ と言う雄基さんに シャワーを使うぐらいだからお前の部屋なんだな と安心する一同。その後 自分たちがさらした醜態をあやまってゆく。気にするなよ 俺も勝手に借りたしと答える雄基さん。
「おい、お前の部屋じゃないのかよ!」と 一同
そんな感じで地名の名字を持つ 7人が登場する。
7人が集まって反省。
考えてても仕方ないと立ち上がると、紙袋のなかの林檎を見つける。「そうだ。。。俺が買ったんだよ」と 林檎をみながら、少しずつ思い出す、高橋さん。だが、他の6人も自分が持ってきた林檎だと譲らず、口論が始まるが、そのうちどうでもよくなり、一人考える高橋さんを残して退場。。
再び、同じ役者さんが別の地名の名字で次々に登場。
雄基さんは ラガーマンの格好で登場。場内 大爆笑。
これは演出家 内藤さんのお遊びだそうです。
今度は、自分の今の仕事、将来、家庭についての夢、不安をそれぞれが語りだす。再び、高橋さんを残して退場。また、別の地名の名字で登場する。さっきの悩みとはまるで逆の考え、選択をした7人が、同じように夢、不安を語りだす。 幸せで なにもかも上手くいってるように振る舞うけど、全てが上手くいってる訳ではない7人。
最後は 赤い林檎にスポットライト。
ちょっと、何を伝えたいのか分からない舞台でしたが
なんだか、気持ちの底の方に 石を置かれた気分になりました。
お腹が痛くなるほど笑ったし。
。。。結局、誰の部屋だったんだろう?(笑)
投稿者 sato : December 25, 2003 01:26 AM