2007/12/01〜23 名古屋 御園座
2008/02/03〜29 東京 明治座
原作:山田風太郎
脚本:大藪郁子
演出:石井ふく子
役名:井上馨
配役[敬称略]
山本権兵衛(錦織一清) -- 妻・登喜(三田佳子)
伊藤博文(田中健) -- 妻・梅子(淡島千景)
井上馨(松村雄基) -- 妻・武子(賀来千香子)
森有礼[出演なし] -- 妻・常子(中田喜子)
明治座の幟
2000年・2002年に上演された「妻たちの鹿鳴館」と同じ原作。
演出も石井ふく子さんと同じということで、ちょっと不安だったり。。。
というのも、主演は三田佳子さんと錦織さんとのことでしたから
雄基さんが前に演じた「山本権兵衛」を演じられるのは錦織さんでしょうし。
でも、雄基さんは新しく与えられた井上馨外務大臣という役を髭までつけて豪快に演じられました。
物語は1幕 1場・2場で登喜(三田佳子さん)と海軍少尉・山本権兵衛(錦織一清さん)の
出会いが語られます。
北海道から騙されて遊郭に売られてしまった登喜(三田佳子さん)と海軍少尉・山本権兵衛(錦織一清さん)が出会い、遊郭からの足抜けし伊藤博文邸に逃げ込みます。二人を庇った梅子(淡島千影さん)のお陰で夫婦になることができた二人。
以降は伊藤博文夫人・梅子/井上馨夫人・武子/森有礼夫人・常子/元芸者の梅龍/伊藤博文娘・生子/井上馨娘・鳥子(母親は梅龍)それぞれの「妻たちの鹿鳴館」と同じエピソードでした。
雄基さんの登場は各幕で1場ずつと少なかったですね〜
1幕は田中健さん演じられる伊藤博文と花道を歩いての登場!
伊藤家の奥座敷にいる、3人の夫人に鹿鳴館の舞踏会のための援助を依頼します。
紋付袴で髭を蓄えて、鹿鳴館外交の目的を 日本という国の文化が諸外国と並んだことを知らしめるため、と胸を張って語る様子は豪快で、頑固そうなスピーチでした。
ここに、武子が育てているという鳥子がさらわれたと井上家 家令が駆け込んできます。
井上家 家令・杉田は「エドの舞踏会」でも同じ役を演じられた別府さんという役者さんでした。
同じ人が飛び込んできてびっくり(笑)
武子と山本少尉は鳥子を救うために駆け出し、伊藤総理と二人になった雄基さん。
正月でも総理邸に巡査が詰めていたことを思い出したという総理に、
念のために巡査達を動かしてくれと頼む井上大臣。
「急いで頼んでくれんか」という雄基さんに「よしよし」というばかりで動いてくれない田中健さん
「急いでくれ言うちょんのじゃ」と言っても「よしよし」と。。。
雄基さんが「この通り」と頭を下げてやっと動いてくれるのですが、頭を下げる井上大臣も弱みを見せるようで悔しいというちょっとコミカルな遣り取りもありました。悔しがるパターンの他に、飽きれて苦い顔をするパターンもあり、お二人で楽しんでいたような。
2幕も雄基さんは田中健さんとご登場。
生糸商の野々沢に邸宅を売ったお金を梅子が叩き返したと聞いて、やってきた井上大臣。
「引越し祝いじゃ」と財布を取り出し机の上を滑らせ渡します。
「いらんいらん」と返す田中健さん。「受け取れ」とまた渡し返す雄基さん。
二人で財布を押さえ込んで、顔を見合わせ笑い出す。
なんだか、仲の良い 良いシーンでした。
憲法制定とダンス外交と国を守るためにと尽力する二人。
「おう、懸命にやっちょる。百年、二百年後の子孫にとやかく言わせんぞ」という
井上大臣の台詞は格好よく 強く印象に残りました。
3幕では舞踏会のシーン
ポスターと同じ軍服姿で登場です〜
喋らなくて情が移らないといっていた鳥子嬢を抱え上げ、賀来千香子さんの演じられる
武子と寄り添う幸せなシーン
この鳥子を抱えあげる動作は名古屋公演ではなかった動作でした。
「妻たちの鹿鳴館」であった井上大臣と鳥子の遣り取りの場。
「エドの舞踏会」ではこの場がなくなってましたから、東京公演でこのシーンが追加されていて良かったです♪
武子をエスコートして、ワルツを踊るシーンはとても綺麗でした。
センターで踊るシーンもあって♪ 目の前での素敵なダンス。
このシーンだけで、それまでの出番が少なかったのも吹っ飛びました(←本当か?)
主演の三田佳子さん、綺麗でしたが年齢設定にやはり無理があったのでは(-_-;)
もっと迫力ある役を見たかったです。
錦織さんと遊郭から逃げるシーンでは「蝉しぐれ」と同じく花道を船が通っていきました。
このギミック流行りなのかなぁ?とか(笑)
その他にも、梅子夫人を演じられた淡島千影さん。東京公演中に84歳のお誕生日を迎えられたとか。
そんなお年には見えないほど綺麗で気風良くて。
2幕の野々沢にお金を叩き返し、啖呵を切るシーンなんて特に格好よかったです。
1幕では黒のお引きづりでとっても色っぽかったし。
「渡鬼」にも出演されている中田喜子さん、小林綾子さん、渋谷飛鳥さんも綺麗でした。
#東京公演中、東京ではちょうど渡鬼の再放送してました。
渋谷飛鳥さんは1幕で娘への干渉がちょっと過ぎる伊藤総理を、振袖の袖まわしながら叩くのですが、ふざけながら最後は父親に抱きついたり。3幕で森宮隆さん演じられる末松との結婚を許してもらったものの、海外へ留学するという末松と離れ離れになる不安を表すかのような表情を見せたりと後半少しずつ変わっていて素敵な生子役でした。
そして、賀来千香子さんもとってもお綺麗で。着物にドレスと紫が多いのですが、賀来さんのイメージカラーを通した感じで素敵でした。気風の良い武子にはぴったりで。
「妻たちの鹿鳴館」では若尾さんのピンチヒッターとして主役を務めたりもした、音無美紀子さんのお嬢さんの村井麻友美さんも振袖姿が可愛らしくて目を引きました。
5000万もかけたという衣裳、着物にドレスと素敵な公演でした。
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まだまだ早いので、ひっそりと更新。
どなたか気づいていただけるかな?(笑)
配役情報をUPしました。
錦織一清さんの山本権兵衛は予測どおりでしたが
三田さんが権兵衛の妻役とは。。。
「妻たちの鹿鳴館」では雄基さん演じた権兵衛が若尾さん演じた梅子に相談するだけで
名前しか出てこなかった登喜が「エドの舞踏会」ではメインになるのですね〜
ひとまず、雄基さんが森有礼じゃなくて良かった。
伊藤博文&井上馨のコンビが、田中健さん&雄基さんというのにもちょっとびっくりですが
#井上馨のほうが年上なはず(T▽T) 釣りあうのか。。。
まぁ、井上馨役なら出番が極端に少ないということはないかなぁ
舞台はじまりましたね〜
初日を拝見された方からは、出番少なめという話が。。。
でも、ダンスは拝見できるそうなので楽しみです
やっぱり準主役だった「妻たちの鹿鳴館」とどうしても
較べてしまいそうで(-。−;)
そうなんですか〜。
出番少な目とは残念ですね(>_<)
錦織さんの役だったら…と思ってしまいますが皆さんも同じ思いでしょうね(笑)
少し前、三田さんが事件でテレビに出ていて
この舞台どうなるのか?と思いましたが
予定通り行われて良かったですね。
ダンスって…(笑)
私が思い浮かぶのは「ポニーテール」で恵美子を相手に真面目に踊るシーンが目に浮かぶだけですが。
> 錦織さんの役だったら…と
そうですね。前作がそうでしたから。。。
でも会報で石井先生の直接の声かかりだったと。
貫禄ある役が認められる役者さんになったのかもしれませんね
> 私が思い浮かぶのは「ポニーテール」で恵美子を相手に真面目に踊るシーンが目に浮かぶだけですが。
あはは。古いですね〜
「聞かせてよ愛の言葉を」の伊藤かずえさんとのダンスのほうが近いかも( ̄m ̄〃)
チラシの軍服姿での鹿鳴館での社交ダンスです
とーっても素敵だと思いますよ♪
少しネタばれを。。。
今回の「エドの舞踏会」
雄基さんのお姿が舞台では初の試みで。
ドラマでは確かありましたよね〜
せっかくの凛々しい雄基さん。少しもったいない気も(笑)
でも、井上大臣役。貫禄たっぷりに演じてました。
一幕二幕では伊藤博文役の田中健さんと
盛り上げ担当で(;^_^A
でも、三幕の鹿鳴館のダンスシーンは本当に素敵でした
ちゃんと賀来千香子さんと一緒にセンターで踊られますし。
(センターで見せるのは、賀来さん&雄基さんと三田さん&錦織さんだけ)
目の前で素敵なワルツ♪ 見とれてしまって、
それまで出番が少なく不満だったのも
吹っ飛んでしまいました(←ホントか?)
ストーリは「妻たちの鹿鳴館」に山本少佐と登喜の
恋模様が追加された感じで。
「妻たちの鹿鳴館」のときは鳥子と井上大臣との
遣り取りがもう少し丁寧に描かれてたのですが
ナレーションになっていたのは残念。
全体的にメッセージは弱くなったと感じてしまいました。
「妻たち…」は若尾文子さんに淡島千影さんでしたからねぇ。。
でも、淡島さんの伊藤博文妻・梅子役はさすがの貫禄
賀来さんも気風の良い感じで素敵でした。
5000万かけたというだけあって、お着物にドレス
次から次で。豪華でしたー
あと。。。ロビーに小泉元総理からのお花が飾って
あったのですが、以前に2列目でご覧になられたそうです。
劇中、政治家を批判する台詞もあるのですが
場内爆笑だったとか。凄い方が観劇されたのですねー
忘れてました。
御園座の外にモノクロの舞台写真貼ってあります。
雄基さんのお姿も3枚ありました。
御園座に行かれた方はお見逃しなく。
明治座の舞台見てきました。
雄基さんは貫禄ある役でした。
それに三幕の雄基さん尋常じゃないほどカッコよかった!
satoさんがおっしゃってた三幕で満足というのにも納得です(笑)
明治座はバレンタインデーが休演日だそうです。
雪が降る日もありますが最後まで頑張っていただきたいですね
感想ありがとうございますO(≧▽≦)O
少し御園座と異なる箇所もあるようで
雄基さんの貫禄は変わりませんでしたが(-_-;)
初日はカーテンコールもあったとか
バレンタインデーが休演なんて、ちょっと意味深〜とか思いました( ̄m ̄〃)ぷぷっ!
Posted by: sato : February 10, 2008 10:40 AM10日の夜公演。。。一幕で井上大臣のお髭が!
田中健さん演じる伊藤総理と二人になり
誘拐された鳥子ちゃんを助けるために
総理邸の巡査を動かしてくれと頼み込むシーン
「急いで頼んでくれんか」という雄基さんに
「よしよし」というばかりで動いてくれない田中健さん
(なにか意図することがあるようで)
雄基さんが「この通り」と頭を下げてやっと動いてくれるのですが
頭を下げる井上大臣も弱みを見せるようで悔しいという
ちょっとコミカルな遣り取り
その前からもどうも右側のお髭を気にされているなぁと思っていたら
途中までの掛け合いはまだ大丈夫だったのですが
手をついて頭をさげるシーンで、ついに右側の髭が外れてしまって。。。
笑いの起こるタイミングだったのでセーフというところですよね
顔を客席から隠すことになりましたが
でも、頭を下げて悔しいという感情は高くあげられた
震える手が語ってました(;^_^A
何度も拝見すると変化が楽しかったりしますよね。
でも、お髭のアクシデント・・・とは。satoさんラッキー?
いや、雄基さんはアンラッキー?(笑)
ドチラなんでしょう?
私も観覧時にSさんの・・・ガーンという大きな音に後で友人から「あの音なんだったの?」と聞かれて(^^;;
因みに閻魔堂のピストル発砲音をすっかり忘れていて・・・驚いて首がぐに〜とσ(・_・)
流石に・・・伊藤邸での暴漢の発砲は耳を塞いで準備してましたが・・・
2発まではヨカッタ・・・3発目。。。また忘れて再び首がぐに〜暫く首が病んで動かなかったです(6 ̄  ̄)
アンラッキー?ですかね〜
でも田中健さんも笑われてましたし
特別バージョンを拝見できたということで(笑)
Sさんの特別バージョンもあったのですか☆
舞台は生ものですね
あのピストル音びっくりですよね
私も明治座ではすっかり忘れていて驚いてしまいました
危険かも。。。
無事に楽まで終了しましたね〜
楽日はやはりカーテンコールがあり
鳥子ちゃんが二人ならんでました☆
ピンクのドレス姿で裾を持ち上げ、膝を曲げてお辞儀する姿は
とってもとっても可愛らしかったです♪
雄基さんも幕が降りきるまで、客席に手を振ってくださってました。
客席が明るくなってから、その場でご挨拶されていたようで
石井ふく子さんや三田佳子さんが挨拶するのが聞こえました。
男性ではおそらく田中健さんが挨拶され手を打って締めてました。
挨拶終わりで幕内から拍手が起こったときは
残った客席からも拍手が起こってました。もちろん私も(;^_^A
楽日観覧お疲れ様でした(^^)
やっぱり(間は空いても)2ヶ月間の公演ってすごいですよね。
淡島さんのエネルギーには感動と・・・そして自分も同世代になった時にあんなに輝かしく生きていられるのかと・・・
Wキャストの鳥子ちゃん。ももちゃんっていう子は名子役で有名な役者さんだったらしいです。そそ、石井先生が天才と呼んでいて「おしん」の子役で再び活躍されるそうです。どうでも良い余談でしたが・・・
井上馨(雄基さん)に抱っこされる鳥子ちゃんが羨ましくって(笑)
楽日に観覧するのもいいですねぇ〜
satoさんも長丁場お疲れ様でした!
楽しいレポートに感謝です!
さっそく読んでくださって、ありがとうございますO(≧▽≦)O
淡島先生は凄いですよねー
年を感じさせず。
生きがいがあるということなのかも
ほぉー、鳥子ちゃんはそんな期待の星でしたか
楽日の鳥子ちゃんは少し大きい子で
飛び掛られた雄基さん、少しふらついてました( ̄m ̄〃)