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蝉しぐれ

大阪松竹座 新築開場十周年記念「蝉しぐれ」ご出演!
 2007/9/2(日)〜24日(月)

原作 : 藤沢周平
脚本:池田政之
演出:河毛俊作

役名:小和田逸平

出演:片岡愛之助、 相田翔子、 高橋長英、星由里子、野田晋市、安藤一夫、
    松岡由美、近藤洋介、松山政路、長谷川哲夫
上演時間:一幕50分+休憩30分+二幕70分+休憩15分+三幕70分(計3時間55分)

9月1日(土)10:25〜11:20 朝日放送(ABC)で大阪松竹座九月公演『蝉しぐれ』特番
「密着!歌舞伎界の星 片岡愛之助のアツい夏」での雄基さんのコメント
「剣術の達人の、愛之助さん演じる牧文四郎、
そして野田晋市さんが演じる与之助は学問で才能があるんです。
その間にいる僕はとても普通の人間なんだけれども、気がとても優しいというか… よき人間の代表というところがあるので、こういう人間になりたいなという部分で僕は楽しんでやっているので、もしかしたら演じやすい…のかもしれませんね。こういう風になりたいと思っているから。
人間が、特に青春期に、一度は通る悩みとか恋愛も含めて心の動きが詩情豊に描かれている作品なんですね。そこが僕にとっては魅力的で、その部分を自分で実体験として感じながらお客様に感じていただければなと思うんです。」

今回の舞台も楽しみながら演じられてるのですねO(≧▽≦)O


2003年11月の「ふるあめりかに袖はぬらさじ」以来の松竹座ご出演
雄基さんの演じた小和田逸平はドラマ版では石橋保さん、映画ではふかわりょうさんが演じられた役。
でも原作に近いイメージなのは雄基さんでは?(←ファンの贔屓目?w)

物語は東北にある小藩・海坂藩が舞台。
雄基さんのご出演は1幕2場から道場からの帰り文四郎(片岡愛之助さん)を追って花道をかけてきます。
文四郎とは違い世渡りの上手いタイプなお調子者な感じです。
逸平のあとに登場したのは与之助(野田晋市さん)。
この三人の友情も「蝉しぐれ」のなかでしっかりと描かれていました。

普請組文四郎宅側

与之助は剣が駄目なようで道場でかなりしごかれクタクタ。
そんな与之助は泣きながら江戸にある葛西塾に行くと言い出す。びっくりする文四郎と逸平。
与之助と離れるのが寂しいのか「与之助〜 江戸は遠いぞぉ。異国も同じだぞぉ。さびしくないのか〜」と脅す逸平。脅された与之助は不安そうな顔で「やめよっかなぁ」と( ̄m ̄〃)ぷぷっ!
逸平も嬉そうに「やめとけ」と満足そうに囁いてるのに笑ってしまいました。

でも、文四郎は与之助に江戸に行くように薦めます。「お前は剣は駄目だ」とばっさり。与之助は逸平に「あんなこと言ってるー」と泣きつくのですが、文四郎の助言は与之助のためを思ってのこと。逸平の正直な気持ちに文四郎の与之助を思っての気持ち。温かい気持ちが伝わります。与之助の江戸行きは検討することとして、三人は熊野神社への祭りへ行く約束をして分かれます。
ここで祭りのことを忘れていた文四郎に逸平が「夏祭り!忘れたのかよぉ〜」とジタバタするのですが、一度跳ねすぎて与之助をふっ飛ばしたこともあったとか(T▽T)アハハ!

祭りには隣家のふく(相田翔子さん)も連れていくことになった文四郎。
ふくの母に押し切られた感じでふくを連れていくように頼まれます。
ふくを演じる相田さん。ここでの設定は14歳、文四郎と祭りに行きたいけど恥ずかしくてはっきりと口に出せないという雰囲気が相田さんのイメージにもあってました。


熊野神社

祭りに行く途中、道ですれちがった女性に一緒に祭りに行かないかと声をかけちゃう逸平。
「旅は道連れ、祭りは共にというだろう。。。」って話してるあいだに女性には逃げられちゃいます( ̄m ̄〃) かる〜いですね。
その途中、与之助が葛西塾に行くのを妬んだ塾の他の生徒達に連れていかれたことを知り、逸平は文四郎と一緒に与之助を助けに向かい、文四郎はふくに「そこで待っていろ。どこへも行くな」と言いつけます。
与之助を助けに駆けつけたものの相手は多勢。結局、文四郎・逸平も叩きのめされてしまいます。
敵が去ったあとに傷を拭いながら笑いあう三人。与之助は 「俺、葛西塾に行くよ」と江戸へ行くことを決心したと打ち明けます。日本一(ひのもといち)の学者になると。
そして与之助は文四郎に向かって「文四郎も剣の道を極めてくれよ」と言葉をかけ、逸平に向かっても「逸平も……」
期待して笑顔で与之助の言葉を待つ雄基さん。
でも、与之助は顔をそむけて「とにかく…」と肩すかしです。「なんだよそれ!」と場内も爆笑でしたヾ(>▽<)o

「与之助が大人に見える!羨ましいよ。与之助には学問、文四郎には剣。俺には何も… あるのは雛にはまれなこの男ぶりだけだ。」とさっきまでの喧嘩を感じさせない、カラッとした友情を見せてくれます。江戸に行っても、生きるも死ぬも共にだと強い絆も

と、ふくのことを思い出し、神社に駆けていく文四郎。誰もいなくなり寂しくなった神社でひとり待つふく。
誰かに連れて帰ってもらえば良かったのにと文四郎が言うと「文四郎様が何処にもいかずに、ここで待っていろとおっしゃいました」と。文四郎はふくに夜店で買った紙人形を渡します。渡し方も少し乱暴な感じで。二人の仄かな恋心が伝わってくる場面でした。


龍興寺本堂 近くの森〜城下の道

そんな夢ある将来を感じさせたあと、文四郎の道場の先輩である矢田作之丞と文四郎の父・助左衛門が藩主の世継ぎをめぐる争いに巻き込まれ、謀反を起こしたと切腹を命じられます。
辛い立場になった文四郎を残して江戸には行けないと旅立ちを渋る与之助。逸平は「文四郎のことは俺にまかせろ。お前は日本一の学者になるんだ」と背中を押して送り出します。去る人間も残る人間も辛いですね。

父の最期に、短い対面を許された文四郎。何があったのかも分からないまま、「恥ずべきことはしていない」と逆に父に励まされ、別れをむかえる。
外で待っていた逸平に文四郎は「どうして、育ててくださってありがとうございましたと、父上を尊敬いたしておりました、母上のことは心配なくと俺のほうから言えなかったんだ」と最後の対面で言うべきことを言えなかった哀しい思いを吐露します。「人は後悔するようにできている。声を出して泣け」と泣き叫ぶ文四郎を支える逸平。文四郎の遣りきれない気持ちに見守るしかない逸平の気持ちが哀しいシーンでした。

夏の暑い盛りに父の遺骸を乗せた車を一人引く文四郎。途中、再び敵対する塾生が現れ声をあげてからかいます。辛い場面です。そこへふくが駆けてきて、車を押すのを手伝う。「罪人だ!帰れ!」と声を荒げる文四郎にむかって「いえ!文四郎様のお父さまです」と強い口調で反すふく。涙が溢れて、客席のあちこちですすり泣きが聞こえてきました。


文四郎の長屋

罪人となり切腹を命じられた者の家族はそれぞれ家禄を減らされ、粗末な長屋で苦しい日々を送ることになります。ある日、文四郎の長屋へふくが訪ねてきます。文四郎は不在なため文四郎の母・登世が相手を。罪人の家族と態度を変えたふくの母、その母に隠れてやってきたのが想像つくのか厳しかった登世のふくへの態度が少し優しげに変わってました。
ふくは江戸屋敷へ奉公にあがることが決まったことを登世に告げる。もう海坂藩には戻ってこれないかもしれないと。「おばさん、私…、私を…」とその気持ちを言えないまま去っていくふく。
唯一許された道場通いから戻ってきた文四郎はふくが訪ねてきたこと、江戸へ行ってしまうことを聞き、遠くなったふくへ思いを寄せます。漠然とふくは待っていると思っていたのかな?と。。。

文四郎と登世は父の友人・藤井宗蔵(松山政路さん)から父が巻き込まれた世継ぎ騒動の真相を聞かされる。主席家老・里村佐内が藩主の寵愛を一身に受ける側室と測り、その子・松之丞を世継ぎにするため、正室の産んだ兄を排除しようと画策し、正室側につく者達を一層するため謀反の汚名を着せたのだという。
同じように処分された矢田作之丞の後家・淑江(松岡由美さん)も、貧しい長屋暮らし、誰も訪ねてくる人のいない暮らしを強いられ妻子のある野瀬郁之進と道ならぬ会瀬を重ねるようになっていた。それを知った淑江の弟・布施鶴之助(佐野圭亮さん)。姉の軽率な態度に怒りながらも、理不尽な姉の境遇を哀しむ。

そんなとき、父を切腹に追いやった里村から文四郎は家老屋敷に呼び出さる。そこで里村家老に「旧録に戻し、文四郎を郡奉行配下に命ずる」と意外な言葉を言われる。里村には裏に思うところがあるようですが、ひとまず牧家が元に戻ったと喜ぶ文四郎と登世。
その話を聞き喜んだ逸平は文四郎を飲みに行くぞと誘いだす。二人で駆け出そうとした瞬間、文四郎の母・登世の厳しい視線にあい足がピタッと止まる二人(笑)登世からも「今宵はお父上もお許しになるでしょう」と許しをもらった二人、「はい」と大きな返事をして駆け出していきます。愛之助さんとも息ぴったりでした。


染川町・砧屋

逸平に誘われて遊所・砧屋へやってきた文四郎。
文四郎の祝いのほかに、逸平が嫁をもらうことを決まったと話す。
「どこの誰なんだ?」と聞かれて。。。間をとって「知らない」
もう可笑しすぎます。親が決めた縁のようですね。
そして逸平はふくのことを話し出す。ふくに殿様の手がついたと… いまではお福様だと。気持ちを伝えたわけでもなく、何も約束したわけではないけれど、呆然とする文四郎。酒のすすまない文四郎の後ろではしゃぐ逸平。スポットライトが文四郎にあたって雄基さんと遊女は暗いなか座っているのですが、はしゃいでいる逸平はお銚子を3本かかえたり、女性をからかったり。悲しいシーンですが、雄基さんファンには。。。ねぇ、なシーンでした。


石栗道場

一層、剣に打ち込む文四郎。
砧屋から道場に変わる間、愛之助さんの衣装替えが舞台上で行われました。この辺りは歌舞伎役者さんなイメージでしょうか。怪しい雰囲気がこのあとの秘剣伝授の場に繋がっていきます。
道場主・弥左衛門と藩主の伯父・加治織部正だけが知る村雨の秘剣を文四郎にも授けるという。織部正は秘剣の他に文四郎の父が巻き込まれた事件の詳細も話し、家老・里村に気をつけるように話すのだった。


金井村庄屋屋敷近く

文四郎は藤井に連れられ里廻りと金井村までやってきていた。庄屋・藤次郎の家に寄って文四郎を紹介する藤井。父・助左衛門が生前の頃、嵐のため増水した五間川の堰を切ることになった際、百姓の田圃を守るため助左衛門が強く助言し切開箇所を変更することがあった。その切開箇所変更によって守られた村が金井村だったという。金井村の百姓たちは助左衛門が処分されると聞いたときには助命嘆願書まだ作ったと聞き、膝をつけて礼をする文四郎だった。弱いものを守る助左衛門の意思は文四郎にも引き継がれてますね。

そこに文四郎を探して逸平もやってくる。逸平が連れてきたのは江戸から戻ってきた与之助でした。久しぶりの3人組♪ 与之助は学者らしく長髪をひとつにまとめた髪型。でも、あまり貫禄がついたとは。。。(-_-;)
長髪を見て、文四郎さん「なんだこれ?江戸で流行ってんのか?」って(笑)
江戸の葛西塾でも優秀な学者になった与之助「頑張ったんだなぁ」と文四郎の言葉に、与之助は「すまん。お前が一番つらいとき何の力にもなってやれなかった。許してくれ」と頭をさげる。
逸平まで「俺こそ文四郎の側にいたのに何もしてやれなかった」と口にします。
気持ちだけで救われることもありますよね。

そんな遣り取りを聞いていた与之助 「いいよな、お前達は近くにいて。俺だけ仲間はずれ」と泣き出します(笑)やっぱり与之助変わってないですね(>▽<;;
「なんだよ。偉い学者になっても泣き虫は変わらんな」といつもの調子に戻る逸平。
このあと「うるさいバカ!」「バカって言うな!」と子供のような遣り取りが続いてました。
やっぱり良いです。このトリオ♪

さらに与之助は、男の子を産んだお福様が江戸を出て海坂藩に戻っていると話す。命を狙われることもあり、金井村近くの欅御殿に匿われていると。父・助左衛門を亡くした世継ぎ騒動に、今はふくが巻き込まれていることを知る文四郎。奇妙な運命です。

里外れの森

布施鶴之助の姉・淑江が野瀬郁之進と相対死する。里村が引き起こした騒動に巻き込まれ、命まで失った淑江。一人の欲望のため、文四郎に矢田作之丞の後家・淑江とたくさんの人の人生が壊されていきます。

文四郎は家老・里村に呼び出され、文四郎とお福様が幼馴染であることを利用して、お福様の子供をさらってくるように命じられる。里村は和子の命を狙う第三者から守るためだと言いますが、裏にその子を排除したい気持ちが見えます。文四郎の家禄を戻したのも、ふくがこうなることを予測したからなのでしょうね。。。
里村の話を逸平達に相談する文四郎。罠だと分かっているが、今 文四郎が動かなくても他の人間を利用するだけだと、和子を連れ加治織部正のもとに駆け込むと決心する。
一緒に行くと逸平「生きるも死ぬも一緒だと誓っただろう」と。。。素敵ですね
ところが与之助「俺も行く」と!文四郎と逸平 声あわせて「えーーー」です(;^_^A
剣が駄目な与之助ですからね。。。
文四郎は与之助に、残って もしも自分達が敗れた場合には、殿にお目通りの叶う与之助に殿に真相を全て話してくれと頼む。
「おう!やってやる」と力強く役目を引き受ける与之助
「やってやるって。。出来ればやってほしくない勤めだが」と文四郎さん。ところどころ可笑しいです。
そして姉を失った鶴之助も加えて円陣組んでの気合。会報にもありましたが、この時代の円陣… 少し笑ってしまいましたが、良いシーンですよね。

駆け出そうとする4人のもとに母・登世がやってくる。自分の命をかけた闘いですが母には言えず誤魔化して去ろうとする文四郎を登世が止めます。
「私は何も分からないと思っているのですか?私はあなたの母なのですよ」文四郎を励まして送り出す、登世。
文四郎にとって登世は本当は叔母。子供のない牧家に登世の実家から養子に迎えられた文四郎。少し厳しい登世に少し距離があったように感じてましたがこのシーンで登世の文四郎への想いが伝わってきました。


欅御殿・座敷

文四郎たちはお福様のいる欅御殿にやってくる。ひさしぶりに相田さん演じるお福様登場。お方様として貫禄ある姿になってました。客席からは「綺麗ー」という声も聞こえたり。
ひさしぶりの再会。感慨にふける暇なく文四郎は里村の策略を話し出す。お福様と和子を連れて一旦金井村に逃げると。お福様を先に逃がす文四郎。「文四郎殿は?」 「ここで敵を封じます。必ず参ります。そこで待っていてください」 幼い頃の夏祭りの日が重なります。
追っ手と文四郎・逸平・鶴之助の激しい戦いがはじまります。殺陣のシーンは逸平の見せ場も。剣も学問もそこそこだと言う逸平、おそらく人を斬ったのは初めてだと、剣を振りかざし人を斬ったあとの動揺も見せてくださいました。でも、そこは雄基さんですから、綺麗な形の殺陣も見せてくださいました。


金井村庄屋宅の納屋

欅御殿から逃げてきたお福様と文四郎達。だが追っ手の数も多く、加治織部正の邸宅までは無理なように思われます。そこで船で逃げることに。用意されたのは小さな船。船を漕ぐ文四郎とお福様・和子様で行くことに。
ここで、二人が乗った船、花道を進んできます。びっくり〜。二人手を取って逃げるようでした。
織部正邸宅前で道場でも文四郎を目の敵にしていた犬飼兵馬との対決。秘剣を見せ、無事に二人を織部正の元まで送り届けることができます。ほんのわずかな時間の会瀬。ここで別れたらこんな近くで会うことは二度とないかもしれない。それでも潔く去っていく文四郎。愛之助さん、二幕のお福様の危機を知った場から、それまでの少年っぽい顔が、厳しい顔に変わって力量を見せてくださいました。

家老・里村は家禄を召し上げられ、領内から追放され、海坂藩はいつもの静けさに戻った。文四郎にも家禄の加増があり、鶴之助も姉の矢田家再興を許された。だが、お福様はすぐに江戸に戻ってしまう。
与之助と逸平は生駒塾で学んだ漢詩「関雎(かんしょ)」を読み上げる

関々たる雎鳩 河の洲にあり
窈窕たる淑女 君子の好逑

参差たる荇菜 左右に之を流む
窈窕たる淑女 寤寐に之を求む

これを求めて得ず 寤寐に思服す
悠なる哉 悠なる哉 輾転反側す

女性を恋しく思う男の気持ちをうたった詩
幸せな婚姻を願う人間の素朴な気持ちを表した詩

「文四郎は…」 お福様への文四郎の気持ちを口にしようとした逸平を与之助が「もう言うな」と止めます。
「侍とは不自由なものであるなぁ」文四郎へ呼びかける逸平の言葉が場内に響き渡りました。
このときの雄基さん裃で素敵でしたー♪


海辺の宿の離れ

先の藩主の死から一年・髪をおろして出家するというお福様から文四郎のもとへ一通の手紙が届く。
最後になんとか間に合い、10年ぶりに間近で対面する二人。
「文四郎さんの御子が私の子で、私の子供が文四郎さんの御子であるような道はなかったのでしょうか」
「それが出来なかったことを、それがし生涯の悔いとしております」
江戸に行くと決まった日、文四郎の長屋を訪ねたのは文四郎のお嫁にしてくださいと言うつもりだったのだと。夏祭りの日にどこにも行くなといわれ待っていたように、文四郎を待っていればよかったと、泣きながら言葉にするふく。
「この世にはどうにもならないことがあるのです」
父との最後の対面のときに逸平に言われた言葉を口にし「この世に後悔をしない者などいないのです。ですから、これが珍しくもない二人の縁だったのです。二人の縁は珍しくもない縁だったのです」と、それでも かけがえのない縁なのだとふく。
涙ながらに抱き合う二人ですが、ふくは出家する身。幼い頃から抱いていた気持ちを伝えただけで去っていきます。ふくの去ったあとには、夏祭りで文四郎が買ってやった紙人形が残されていました。

最後は結ばれることのない悲恋の舞台ですが、その潔さのためなのかスッキリした感じが残る舞台でした。
しかし、子供の頃から世継ぎ争いまで長いお話を3時間の舞台にし、原作のポイントもしっかり押さえていて、ギュッと内容の濃い舞台でした。

投稿者 sato : September 1, 2007 8:59 AM
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コメント

テスト投稿。

松竹座は2003年の「ふるあめりか…」以来
大阪は遠いなぁ( - ゛-) ……

さぁ、ネタばれページも作ったし。
行ってきまーすo(^◇^)/~

Posted by: sato : September 1, 2007 9:11 AM

1幕2場から花道を通っての登場♪
「文四郎ー」と声が先に聞こえ、後方の花道に釘付けです。
雄基さんの言うところ普通の人間な逸平。
「文四郎は武道、与之助は学問、俺には何もない。。。
 あるのは雛に稀なるこの顔だけ」ってo(*^▽^*)o
への字口の表情が多く、自惚れが強く女の子ナンパしちゃうけど、
男気はしっかり。原作のイメージ通りの逸平でした。
文四郎と与之助との3人の友情。
文四郎が苦しいときに側にいてあげられなかったと涙ぐむ与之助。
側にいたのに何もできなかったと逸平。
そんな友情に・゚・(ノД`)・゚・。

舞台では実直過ぎる役所が多かった雄基さん。
すこーし軟派な役所もまた素敵です。
殺陣のシーンも見せ場があるし。。。
ただ、確かに出番はかなり多いのですが…
もう少し逸平にフォーカスした場があればなぁ〜


少ーし不安だった、相田さんもオトナシクて言いたいことも
言えない、ふくのイメージがピッタリ。
愛之助を支え台車を押すシーンは涙が。
愛之助さん。。。文四郎のイメージはもう少し理知的な感じでしたけど
元気で無邪気な少年からスタートして、厳しい現実に立ち向かって
精悍な表情になっていく。魅せてくれました。
愛之助が幼い頃にふくに、「そこで動かず、待ってろ」といった台詞
お家騒動に巻き込まれたときの同じ台詞。
これが効いてました。じーん。
あとは、ラストを原作に近づけて、もう少し潔くあって
ほしかったなぁ。

初日だから台詞が「?」な方もいましたが、起承転結の
しっかりした原作なので、これからが楽しみです。

Posted by: sato : September 3, 2007 7:49 PM

いやぁ・・・暑かったですね、大阪(笑)
sato隊長、初日お疲れさまでした!

ま、初日なので、はっきり感想は固まってないのですが
これからぐぐっと良くなりそうな予感のする
素敵な舞台だったと思います。

雄基さんの逸平は、ほんと久々のちょいワルというか(笑)
少し軟派なところもあるけど友情に篤くて「いいやつ」でした。
雄基さんの笑顔がたっぷり堪能できますね。今回は。

相田さんのふくは、良い意味で裏切られた感じで
あの何か堪えてる感じの表情が役にピッタリでしたね。
愛之助さんも、父・助左右衛門への尊敬・愛情を
自然と感じさせる演技で好感もてました。

もう一度観に行くので、その時にはお願いだから
全員ちゃんと台詞を入れててね (^^;; と祈りつつ。

パンフレットも充実してたし、劇場地下のキムカツも
美味しかったし(笑)、楽しい旅となりました。

それにしても暑いよ、大阪。

Posted by: たまる : September 3, 2007 8:48 PM

え(゜○゜)!もしかして初日もだったんですか?
キャーすごいっすお二人(笑)

今回は出番も多いようで暑い大阪を満喫されてきたようですね。。。
キムカツってなんだ?(笑)

中日くらいになると、また油が乗って良いお芝居が拝見できそうですね・・・

残念ですが・・・遠征はなかなか厳しいものがありますねぇ〜σ(・_・)(泣)

Posted by: Tomasumi : September 3, 2007 10:20 PM

> え(゜○゜)!もしかして初日もだったんですか?
ねっ。たまるさまが。。。。Σ(゜o゜C=(__;バキッ

> 残念ですが・・・遠征はなかなか厳しいものがありますねぇ〜σ(・_・)(泣)
まぁまぁっ、これから先も舞台たくさんあるでしょうから。


キムカツは「厳選された豚ロースの美味しい部分だけを
超薄切りにして25枚重ね(『肉のミルフィーユ』とも呼ばれます)
特製の生パン粉をまとわせて揚げます」だそうです
http://kimukatsu.com/index.html

よくメディアで取り上げられてるので目をつけてたら
松竹座の地下にあったので調査してきました(・◇・)ゞ
揚げ物なので、観覧中も食事をせずにお腹をペコペコにした状態で(笑)

ごはんを注文してから15分で炊き上げてくれるそうで
カツなのにあっさりめで美味しかったです♪
でも、恵比寿が本店らしいので、今度ぜひ(>▽<;;

あっ、食べ物のレポになっちゃった(-_-;)

Posted by: sato : September 3, 2007 10:45 PM

ちょっちょっちょっと!sato隊長〜
隊長の「初日は外せないわね」発言が今回の発端じゃないですか☆
(なすり合い?)

前回のレポで書き忘れてしまったのですが、
全体的に長いお芝居ですが、第一幕の幕切れは
本当に泣かされる良い場面に仕上がってます。
初日でこれだけ仕上がってれば◎でしょう!というぐらいで。

テレビカメラも入ってましたから、いずれどこかで
舞台映像が使われる日も来そうですね。
(できれば東京でも・・・!)

Posted by: たまる : September 4, 2007 7:46 PM

えへへ(>▽<;;

一幕のラストは、すすり泣きが回りからも聞こえてましたものね。
あれで電気点いちゃうのはちょっと恥ずかしいかも。。。
二幕のラストの文四郎が花道を力強く歩いていくのも良かったなぁ。
と、思い返すと「あなたの子が私の子で、
私の子があなたの子であった道。。。」とか
「珍しくもない縁」とか、印象深いシーンはいろいろ。

BGMがクラッシック(モーツァルト?)なことに対する感想は次回の宿題ということで。

Posted by: sato : September 4, 2007 11:30 PM

なんですって?テレビカメラが入っていたのですか?
(≧◇≦)エーーー!観たい!
そうですかぁ。。。また、すすり泣きものなのですね・・・あ〜ん。

時代劇にBGMがクラッシック??
それも、また不思議。


そこのお二人、擦り合わないように(笑)
ファンだったら初日は拝見したいじゃないですか・・・
初日・中日・楽日を観覧することで変化がすごく良くわかりますよね?

忠臣蔵の藤田さんの台詞が増えていたように。沢山の発見があって楽しさ倍増ですよん。

Posted by: Tomasumi : September 7, 2007 12:39 AM

私も見てきました。
淡い恋。運命に翻弄されながらも心の底に抱き続けている思い。
良いお芝居でした。
なかでも逸平と文四郎・与之助の3人のシーンが一番好き。

雄基さん殺陣はお手のものですよね。
でも今回の逸平は剣の達人ではないので、得意じゃないけど必死!という感じが出てて。
そんな演技もできる雄基さんってかっこいいですよね。

Posted by: nanaco : September 9, 2007 12:17 AM

わーい。感想ありがとうございます♪

> 淡い恋。運命に翻弄されながらも心の底に抱き続けている思い。
この表現。舞台がますます楽しみに。

殺陣は確かに。剣舞が特技な方ですから。
役にあった演技。素敵な役者さんですね。

Posted by: sato : September 9, 2007 3:25 AM

(一部修正させていただきました@sato)
どこにコメントしていいのか分からずこちらにしました。場違いでしたら申し訳ありません。

Posted by: MIE : September 13, 2007 10:09 PM

MIEさん
その話題はBBSではご容赦ください。
嫌いな方もいらっしゃいますので。
と、書いておけば察していただけるでしょうか。
メールいただければ。。。

Posted by: sato : September 13, 2007 10:16 PM

ほんと大阪は暑いです(-_-;)
前回書いていた台詞、かなり違ってましたね。
修正しておきました。

上演時間が10分短くなりましたが、暗転が短くなったかなぁと。
素敵な舞台になってますね。
前回は聞き取り難かった台詞も問題なくなっていたし
#効果音のせいだったのかも
全体的にスッキリしていて。。。
3時間に濃い内容がギュッと詰まっている舞台でした。
また拝見したいなぁ

雄基さんはじけ具合がパワーアップしてました。
「夜祭♪夜祭♪」と飛び跳ねてるし( ̄m ̄〃)ぷぷっ! カワイイ

二幕の与之助が戻ってくる場で、松山さん演じられる伯父の藤井に
逸平が「藩の歴史書編纂に駆り出されているのです」と答えるシーンが
あるのですが。。。上手く言えなかったことがあったそうです。
で、松山さんが「お前は舌もまわらないし」と返されたとか。
松山さんとは忠臣蔵でもご一緒でしたし、良い先輩なのでしょうね
#メールで感想いただきました。ありがとうございます
#ご本人にはこの部分の引用は承諾いただいてます。

で、私が拝見した回では綺麗に言えてたのですけど
ちょっと誇らしげに見えたのは気のせいではない…かもと(笑)

ここのところの雄基さんには珍しくアドリブの楽しめる役柄で
笑いの場面は雄基さんがコントロールしている感じなので
雄基さんの出演で「ほっ」と出来るのがファンにとっても嬉しいかも。
千秋楽はもっと弾けそう(>▽<;;

Posted by: sato : September 18, 2007 9:24 PM

もう、千秋楽近く・・・と言う事もあるのでしょうね。今日はかんでいる場面(人)は数箇所でした。でもそんなのは気にならないくらい、みなさんとても良かったですよ〜。1回公演だし出し切ってくれた・・・のかな?(笑)
殺陣のシーンはさすが!!と言うくらい迫力で、見せ方がお上手でさすが”プロ”でした。
私的には、逸平が与之助に”立派な学者になってこい!”みたいなセリフを言っている場面が好きでした(^^)
カンパニー自体がとても良いのでしょうね♪
久しぶりに”入り込めた”舞台で良かったです(^^)

Posted by: 由美 : September 19, 2007 11:28 PM

sato隊長、二度目の来阪お疲れさまでした。
相変わらず暑い旅でしたね(^^;;
※でも、この暑さの中キャストの方々は休みなし・・・
※頭が下がっちゃいますね。

舞台の方は中日も過ぎて、いい感じでまとまってきましたよね。
どの場面もきちんと肉付けされている感じで、
原作とは少し違う部分も、舞台ならではの良さが出ていて
素敵な初演になったなぁ♪と感動しちゃいました。

雄基さんの逸平は、笑い担当ではないんですけど(笑)
話が重たくなりすぎないための調整役っぽいところもあって、
意外と若輩にはできない役柄なのかな〜とか。
流れを壊さずに場を和ませるって結構難しいですもんね。
それが自然に(しかも本人も楽しそうに)できるところが
さすがだにゃあ☆と思いました。

あとは殺陣の場面で、刀が降ってこなければ
言うことなし、ってことで(笑)
※怪我人が出なくて本当によかった。

・・・あともう一回ぐらい観てもいいかも(^-^*
なーんつって。

Posted by: たまる : September 19, 2007 11:52 PM

殺陣のシーンは凄い迫力でしたね。
文四郎に斬られた方の刀が客席に飛んじゃったのも演技に入りこんでいたから。。ということで
#当たったお客様も怪我もなさそうでしたのでよかったですが。

道場で竹刀ふりまわしているときは目の前だったので
このときは迫力を通りすぎて怖かったです(>▽<;;

出演者のかた同世代が多そうなので、雄基さんがお兄さんで
皆さん仲良しそうですよね。

> 意外と若輩にはできない役柄なのかな〜とか。
> 流れを壊さずに場を和ませるって結構難しいですもんね。
ですね。ですね。
実績も積み上げてますしね

あと、びっくりしたのはカーテンコールで最前列の方のスタンディングオベーション
愛之助さんの目の前での拍手になってましたので
愛之助さんお辞儀から頭をあげた瞬間、ちょっと驚かれたような。。。
私の隣まで3人立たれたので、「えっ?」と迷ってしまいました(笑)
カーテンコールに雄基さんがいらっしゃったら立ってたかも(;^_^A
#でも、後ろの席の人は邪魔と思うかもですよねぇ。どうなのでしょうね

楽日は24日(祝日・月)ですよ > たまるさま

Posted by: sato : September 21, 2007 2:52 AM

こちらに投稿されたコメントはご本人からの
ご連絡がありましたので削除させていただきました

Posted by: sato : September 25, 2007 5:35 AM


やっとこさレポ完成ですー
どうも目線が雄基さんメインになってますが。。。

これは仕方ないと諦めてくださいませ(T▽T)アハハ!

Posted by: sato : October 4, 2007 1:04 AM
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