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あなたの声が見えない

あなたの声が見えない('84年4月28日放送)

ファンクラブに入会されている方々のもとには会報が届きましたでしょうか?
暴れん坊将軍の撮影中はとても暑かったようですね。今年は猛暑でしたし京都はさらに
蒸し暑そう。。。本当にご苦労さまでした ですね。
その分 次回の暴れん坊将軍が楽しみになってきました♪
 今回は前回よりさらに古い1984年4月28日に放映された、単発のドラマ「あなたの声が見えない」です。
この頃は不良少女と呼ばれてがスタートした頃で、このドラマの中でもバイクには乗っていますが、西村朝雄ほどの凄みはありませんです。男の子って頃なんですよね。。。まだ可愛い

 烏丸せつ子さん扮する村井みず子は耳が不自由だがしっかりとした娘で、南田洋子さん扮する本間八重子が営む・本間錦繍工房で、修行をしながら銀行に勤めている。(みず子の同僚のお姉さん方の台詞も時代を感じますが、この銀行の電算ルームにも また古いコンピュータが並んでます)
みず子は工房に向かうバスの中で伝統工芸の着物の写真集を見ていたところ韓国旅行から戻ったという老婦人から話かけられ、婦人の主人の目が逸れた隙に 婦人から後で取りに行くからと荷物を預かる(またバスも古いです〜)

 本間工房には覚せい剤中毒で少年院帰りだという 八重子の内弟子・明憲がいる(松村雄基さんが白いトレーナにジーンズ姿で登場です)。みず子の先生である八重子は みず子が人並みに勤めたいと銀行に勤めることは理解したものの 縫い取り師になるために才能を捨て やもめ暮らしの八重子の甥・青柳浩一郎(岩城滉一)とつきあうのに反対するが、浩一郎と結婚したいとみず子も譲らない。強情なみず子を八重子は殴り、もう来なくていいと告げるのだった。


 タバコを買いに外に出た明憲は家の前で みず子を探す老夫とガラの悪い男性に会い、耳の悪い女の子がいないか?と問われるが男がヤクザだと感じた明憲はそんな娘はいないと言って2人を追い払う。
 八重子と言い争い工房を出てきたみず子を明憲はバイクで送っていく。明憲が手話を話すことに驚き喜ぶ みず子。明憲は寝る前に手話の本を見ていたのだ。
破門にされどうしたらいいか?と問うみず子に明憲は顔をそむけ「浩一郎とつきあわなければいい」と言う。だがみず子には明憲の声が見えない。(口の動きが読めないため)
 荷物は覚せい剤ではないのか?俺が預かるという明憲に、また覚せい剤中毒に戻ったら悲しいというみず子。明憲のことが好きだからと。。。だが、その気持ちは明憲を弟として見るものだった。「こういう振られ方もあるんだな」と嘆く明憲。

 浩一郎と設計事務所の共同経営者・原口もやはり覚せい剤ではないかと怪しみ、荷物をあけてみると3千万になるという覚せい剤が入っていた。覚せい剤を売って事務所の借金のたしにしようと原口が浩一郎にもちかける。
 台所で食事の準備をすすめるみず子だが、事務所で話す浩一郎と原口の口の動きを読み 荷物の中に覚せい剤が入っていたことを知り、みず子を誤魔化そうとする浩一郎に不信感を抱き、浩一郎と別れようとする。
慌てた浩一郎はみず子に全てを話し事務所のために助けて欲しいというが、明憲の覚せい剤中毒の苦しい経験を聞いたみず子は覚せい剤を燃やそうという。8歳の頃から15年間、理想の男性として浩一郎を見てきたみず子は 浩一郎の弱い部分を見ることになったのだ。

 原口に電話で誘われ浩一郎は覚せい剤をみず子に預けて出て行った。みず子は覚せい剤を 浩一郎の娘・まほの部屋に隠した。
 浩一郎が留守にしている間に原口が事務所に押し入り、覚せい剤を一人占めしようとする。みず子は カーテンを開け閉めし必死に助けを呼ぶ、みず子が気になりバイクで走っていた明憲が気付きみず子を助けた。事情を聞いた明憲はみず子に浩一郎を捨て一緒に行こう、弟など嫌だと言うが 15年間も一途に浩一郎を思ってきたみず子は浩一郎を捨てられない。
 そんなみず子に逆上した明憲は、「あんたは俺を振ったんだ。コケにしたんだ。その代わりに覚せい剤を渡せ」と言う、だが明憲が昔に戻ってしまうのはいやだとみず子が頑なに拒否すると、明憲はみず子の首に手を置き 少しずつ首を締めていく。好きなのに最低なことしかできないと泣き崩れバイクで去っていく明憲。

 老女は長年 麻薬の運び屋を続ける老夫の不甲斐なさに、老人ホームに入りたいためにまとまった金が欲しいと覚せい剤をみず子に預けたのだったが仲間の責めに耐えられなくなり、八重子に電話し巧みにみず子の居場所を聞き出す。

 翌朝、老女がみず子を訪ねてきた。まほが荷物を老女に渡すが、覚せい剤が荷物のなかに入っていないことを知ると老女と仲間が押し入ってきて浩一郎を締めあげる。八重子に話を聞いた明憲が駆けつけると まほの部屋に手足を拘束されたみず子とまほが転がっていた。
明憲とみず子は口話で通じ合い、事情を掴んだ明憲は 覚せい剤を外に出せ、燃やしてやると みず子に伝える。手足を拘束されたまま必死で立ち上がり、ガラスを割ってみず子が覚せい剤の入ったカバンを窓の外の明憲に渡そうとする。老女と仲間が気付いてみず子のもとに駆け寄るが明憲の手が一瞬早くカバンを掴んだ。明憲が覚せい剤を火にくべるところを目にすると 老女とその仲間は逃げ出すしかなかった。

 かけつけた八重子に拘束を解かれ、「みず子が厄介ごとを持ち込んだ」と口にする浩一郎。八重子は呆れて情けない浩一郎と みず子を助けた明憲どちらと結婚するのかとみず子に問うが、みず子は今は誰とも結婚するつもりはない、今やっと普通の大人になった気がする、これからもっと人間のことを勉強すると告げるのだった。

投稿者 sato : December 25, 2003 01:47 AM